アイデアが出る場をつくる!会議の一工夫!

会議には大きく2種類あることをご存知でしょうか。
1創造会議―アイデア、創造性を求める会議
2定形会議―情報共有が主目的で、創造性はあまり必要でない会議
この2つの会議は目的が異なり、
創造会議とは、新たなアイデアを生み出すための会議で、
定形会議とは、主に進捗共有や判断・報告を行う場、いわゆるホウレンソウを行う場です。
今回は、「活発さ」が特に重要となる創造会議に焦点を当てたコラムです!
そもそも「活発な会議」とはどのような状態なのでしょうか?以下が考えられます。
- アイデアがまとまっていく
- 沈黙や無駄な時間が少ない
- 参加者の意見が広がり、つながっていく
創造会議では、数多くのアイデアが飛び交う一方で、それらをひとつの結論へ導くには相応の時間と工夫が必要です。だからこそ、場を活性化し、発想を引き出すための工夫が欠かせません。
そこで、アイデアを引き出しやすくするためのTipsを紹介します。
結論として、これらのTipsを実践できると、出てきたアイデアがつなぎ合わさり、当初は誰も想像していなかった「妙案」が導かれる可能性も存在します!

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発散と収束を分ける
創造会議で結論に至るまでに2つの工程があります。
発散(アイデアを広げる)→ 収束(選び、まとめる)
この2つを同時に進めないことが、会議の質を左右します。それぞれの工程を切り分けて行うことで以下の効果が期待できます。
- 発散では遠慮せず自由に意見が出る
- 収束では冷静に選択・整理ができる
発散の段階ではとにかく量を出すことが重要です。ただし、議論や話題が進んでいくうちに、方向性を失い、広がり過ぎていくので注意が必要です。
収束では、出てきたアイデアをグループ化したり、組み合わせたり、優先度で整理することで方向性が見えてきます。
両方を同時に行わないことが、会議の質を高めるポイントです。
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時間制限を設ける
アイデア出しには短い制限時間を設けると効果的です。
心理学でよく知られる「締め切り効果」により、制限時間があると「今」に集中しやすくなり、短時間でも驚くほどアイデアが出ることがあります!
例えば――
- 3分で1人1案
- 5分でチーム全員で5案
- 2分で「ありえない案」を出す(発想の幅を広げるための方法)
短すぎると思えるくらいがちょうど良いことも多く、「意外と出るものだ」という実感をチーム全体で共有できます。
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安心して話せる環境を整える
活発な創造会議では、参加者がストレスなく意見を出せる雰囲気づくりが欠かせません。雰囲気を整える基本は、極めてシンプルです。
- 誰の話でもしっかり聞くこと
年齢や立場にとらわれず、良い意見を採用する姿勢が、チームの自信や成長につながります。 - 相手の意見を否定しないこと
ポジティブなコミュニケーションが広がると、メンバーの知識や経験、強みが自然と引き出されます。
安心感が醸成されると、意見出しが活発化し、会議全体の創造性が一気に高まります。
まとめ
創造会議は、ちょっとした工夫で驚くほど活性化します。
さらに、会議に適したレイアウトや空間設計を行うことで、発言のしやすさやアイデアの広がりも大きく変わります。
より話しやすく、自然と意見が集まる会議室づくりをご検討されている場合は、ぜひ私たちにご相談ください。
御社の働き方に合わせた最適なレイアウトと環境をご提案いたします。








