製造業でも、サイバーセキュリティは必要?

近年、サイバー攻撃により、企業運営に大きな影響を受けたニュースをよく聞きます。

サイバー攻撃を受けると、工場の停止や機密情報の漏洩など、甚大な被害にあう可能性があります。

そのため、サプライチェーン全体でサイバーセキュリティ対策が必要とされ、製造業者にも

サイバーセキュリティ対策が求められています。(出典)によると、製造業の被害が最も大きな割合を占めています。

サイバー被害

 

出典:工場システムにおけるサイバー・フィジカル・セキュリティ対策ガイドライン Appendix【工場セキュリティの重要性と始め方】

サイバー攻撃に対する対策として、社員個人ができることから、会社全体のシステムの改修まで

様々な方法が存在します。今回は、個人が意識するだけでセキュリティ対策となる対策法3選や

企業が行うことのできる対策法を紹介していきます。

 

社員個人でできること

①ソフトのバージョンを常に最新に

 

 

パソコンやスマートフォンに入っているソフトやWindowsのバージョンが最新でない事があります。

これを最新版にアップデートすることが大切です。バージョンが低いと、脆弱性が存在する可能性があります。

この脆弱性をサイバー攻撃されてしまうと、情報漏洩に繋がります。

②電子メールのアドレスやURLリンクに気を付ける

 

電子メールでアドレスや添付ファイルが送られてくることがあります。

この際、アドレスを開いた際に、悪意のあるサイトに誘導されたり、

ファイルを開いたりすることでウイルスに感染する危険があります。

そのため、メールの送り主が取引先など安心できるところでなければ開かないようにしましょう。

③重要情報はしっかり破棄

重要情報が含まれたハードディスクやSDカードを廃棄するとき、データを削除して廃棄するだけでは不十分です。

専用のソフトを用いると、データの復元をされてしまうことがあります。

専門の廃棄業者に依頼するか、物理的に破壊して廃棄することが安心・安全につながります。

会社全体でできること

バックアップを取る

会社全体で使用するデータのバックアップを取ると安全です。

バックアップがあると、ウイルスに感染した際に、一度全てのデータを削除し、

ウイルス感染していない状態に復元することができます。

また、自社の社員が間違って重要データを削除してしまった際にも、バックアップデータを復元することができます。

多層防御をする

迷惑メールが入ってくることを防ぎウイルスに感染したとしても無害化するシステムを複数組み合わせ、安全性を確保する方法です。

何重にもセキュリティをかけているため安全性は非常に高いですが、費用の面で高価となりシステムが複雑となります。

佐藤産業にお任せ

サイバーセキュリティ対策は企業の規模や実務内容に合わせて行っていくことが重要です。

そのため、脆弱性の見られる部分や、重要なデータを保存している場所にサイバーセキュリティ対策を行うことが重要です。

佐藤産業はサイバーセキュリティ対策の相談を多数受けており、企業様に合わせた対策が可能です。

ぜひご相談ください。

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