市内建設業様 新築事務所 什器提案・納品事例

市内建設業様の新築事務所における什器の提案および納品をさせていただきました。

本プロジェクトでは、機能性と快適性を両立したオフィス環境の実現を目指し、細部にわたる提案をさせていただきました。以下に、各エリアの特徴をご紹介いたします。

 

【事務所エリア】

本プロジェクトの中心となる事務所エリアでは、レイアウト設計が重要な課題でした。

特に、壁付の棚(図左)、中央の席、壁側の席(図右)により、通路が狭くなる懸念がありました。

 

壁側の席は、日中は屋外で作業を行う社員の方々が、作業後に日報作成等で使用する専用席として設置されました。

当初、「夕方だけ座る方の席ならば、休憩室で日報を書くようにして、事務所を長く使う方のスペースを広く確保するのはいかがでしょうか?」とご提案させていただきましたが、社長様より「社員一人ひとりに専用の席を設けることで、帰属意識や落ち着きを提供したい」とのご意向を伺い、専用席の設置を決定いたしました。

このような社員様への思いやりに、深く共感いたしました。

 

そうしたご意向を踏まえ、中央の席後方の通路幅が狭くなる課題に対しては、コクヨ「ウィザード4」をご採用いただくことで解決いたしました。

ウィザード4は背もたれの可動範囲を4段階で調整できるため、座り心地を確保しつつ通路への影響を最小限に抑える設定が可能です。

 

 

【食堂・休憩室】

テーブルを分割することで1~2名での利用に適した5か所の個別席を確保しつつ、大人数でのランチミーティングの際はテーブル同士をくっつけることも可能な、柔軟な空間を実現しました。

内装にも、お客様のこだわりが詰まっていました。雰囲気に調和するように家具をコーディネートするなど、お客様との細やかな調整を重ね、空間全体を創りあげました。

また、テレビの設置についてもご相談をいただき、選定から取付まで一貫して対応いたしました。非常用コンセントの位置を考慮し、モニターの角度調整が可能な金具を選定することで、機能性と安全性を両立した設置を行いました。

 

 

【その他のエリア】

応接室、ロッカー、給湯室の什器についても、弊社にて提案・納品させていただきました。

複数回の打ち合わせを通して、お客様が新しい事務所に求める理想の空間像を共有できたことは、私にとっても非常に貴重な経験でした。

 

新しい事務所で、お客様の新しい歴史が紡がれることを願っております。

この記事をシェアする:

  • Facebookでシェアする
  • twitterでシェアする

この記事のカテゴリー:NEWSNEWS

BACK
一覧へ戻る