医療施設様 医局休憩所改装工事
弊社高林ショールームへご来店いただいたご縁から、某医療施設様の医局休憩所の改装をさせていただきました。
今回は当社における改装提案の流れに沿って、ご紹介いたします。
【1.ヒアリング】
対象となるお部屋の広さ、利用人数、用途、現状の問題点、どんな場所にしたいかなどをお客様からお伺いいたします。
今回は図面が無かったため、お部屋のサイズを測定しながら、現状の使われ方を確認しました。
3人掛けの対面ソファ席が4セットありましたが、使用時はそれぞれに1名だけが座り4名程度しか利用できていないことが大きな問題でした。
【2.設計】
ヒアリングの結果を営業担当と設計担当で話し合い、たたき台となるレイアウト図を作成、このたたき台を作成していく中でお客様へヒアリングしたい事項が新しく出てくるため、次回の打合せ時に確認をします。
【3.打合せ】
たたき台を基にお客様と打ち合わせをし、追加のヒアリングをします。
上:【A案】 下:【B案】
今回は2案作成いたしました。
両案とも共通して、少人数での利用者が複数いても対応ができるレイアウトとしております。
今回の打合せにより、入って右側をA案に、左側をB案とすることに決定しました。
また、使用する家具の生地は耐アルコール・耐次亜塩素酸の性能を満たすものとご指定があったため、これらを踏まえて次回打ち合わせ時までに修正をします。
家具の色も部屋の色調と合わせるように注意を払いました。
このように、修正と打ち合わせを複数回行い、デザイン・性能・コストにご納得をいただいてから、ご発注していただきます。
【4.施工(納品)】
ご発注いただいてから約1か月後、家具を納品いたします。
今回は平日での納品となったため、朝から休憩所の封鎖にご協力いただきました。
責任施工はSATOのモットーです。
家具は現地組み立て品が多い為、専門のスタッフと連携し、組み立てます。
【5.完成(引き渡し)】
作業開始から約3時間、全ての家具の組み立て・設置が完了いたしました。
入って右手のソファベンチのエリアです。最大6名での打合せや、食事でのシーンで活躍します。お引き渡し後に最初にご利用された方も、こちらのエリアでランチをされておりました。
ソファの背面のラダーフレームに取り付けたフェイクグリーンの鉢が奥のエリアとゆるやかに空間を間仕切ります。
ソファベンチとテーブルの組み合わせのエリアです。机をくっ付ければ大人数で、離せば少人数で利用ができるフレキシブルな空間です。
お疲れの際にソファに横たわっても、入口からは見えにくくなっております。
テレビ観覧席と一人席です。レイアウトの関係で隣接してしまいましたが、一人席の背もたれを高くすることでTVの音と視線を遮ります。お忙しい先生方が少しでも気分転換できるようにと、このような席をご提案させていただきました。
お引き渡し後に数名の方が休憩のためにお越しになられましたが、皆様「部屋が明るくなった!」「壁紙や照明も変えた?」とお話しされており、今までの休憩所からの変化を実感して下さったようで、とても嬉しかったです。
佐藤産業では、事務所だけでなく休憩所、食堂、倉庫(物品棚)、エントランスなど幅広い施工実績がございます。どうぞお気軽にご相談くださいませ。